モルタル造形
モルタル造形でテーマパークのような夢のある空間を表現できる。
国際モルタル造形協会認定施工店だからこそできる安全・安心なモルタル造形
モルタル造形って何?
モルタルとは砂・水・セメントを混ぜ合わせた建築材料のことです。
そのモルタルを使用したモデリング技法をモルタル造形といいます。日本では、モルタルアートやデザインコンクリートとも呼ばれています。最近のDIYで人気のある、小さな建物などの形をモルタルで作る「モルタルデコ」と呼ばれているものもモルタル造形の一つです。日本で海外の大型テーマパークが建設された当時、来日した職人達がモルタル造形技術を日本に伝えたと言われています。
モルタル造形ならではの利点
日本にも古くから漆喰とコテで龍や花などを表現する「鏝絵」(こてえ)という、モルタル造形に似た伝統技術があります。しかし、鏝絵は様々な形や大きさのコテを駆使して少しずつ漆喰を盛りながら表現していくため、かなり高いレベルのスキルが必要となり費用と時間が必要となります。
対照的にモルタル造形はモルタルをある程度盛ってから削ることができます。好きな形状に仕上げることが可能になるため、色々な形を安価で多種多様に表現できる技術なのです。
モルタル造形の作業工程
造形の下地作り
下地用のモルタルを塗り、メッシュを伏せこんでくし柄を作ります。下地用のモルタルとはモルタル造形の重量に耐えうる事が出来る下地材です。まずはっきり言える事は
「モルタル造形には必ず下地作りが必要です。例外はありません。」吸水調整剤を塗ります
この作業をする事でモルタルを塗るときにモルタルの水分が急速に吸収されるのを防ぎます。急速に乾燥してしまう事でモルタルの強度は落ちてしまいます。
モルタル塗り
下地モルタルが仕上がったら十分に乾燥させます。十分に乾燥させたらモルタル造形本番です。山一が使用しているモルタルは「TFモルタル」でモルタル造形の為に研究されたモルタルです。モルタル造形をする際一気にモルタルを塗りつけるのではなく、まずは下地のくし柄にしっかり密着させる為にガリガリと音が出るくらい擦り塗りをします。
「この作業をしないと後に剥離してくる可能性があります。」擦り塗りをした上から5mmくらいで均一に塗りその上から任意の厚さまで5mmごとに盛っていきます。
カービング
いよいよカービング(彫刻)開始です。ポイントツールとブラシと刷毛で作っていきます。仕上がったら次の工程まで充分に乾燥させます。乾燥が不十分だと塗膜が剥がれる原因となります。
ベース塗装
ベース塗装は下地作りと同じくらい大事な工程です。この工程がモルタル造形の耐久性に大きく関わってきます。この工程を疎かにすると下記のような事態を招きます。
- ひび割れ・ひび割れが原因の雨漏り
- 雨漏りが原因でモルタルの下地から剥離
ベース塗装の目的は「モルタル面の保護」です。まず最初にシーラーを塗ります。性能は下地の表面だけではなく浸透させて固まる塗料です。吸い込まず表面だけに膜を張る内装用のシーラーは絶対に使用しないで下さい。シーラーが乾いたら、
「必ず外壁用の仕上げ塗料で全て塗りつぶして下さい。」内装なら1回外装なら2回塗りです。シーラーを塗って薄くエイジング塗装してクリヤーコーティングするだけの仕上げは危険ですので辞めて下さい。
エイジング塗装
この工程でモルタル造形の外見のクオリティの良し悪しが分かれます。ただ使用する塗料はエイジングに適した塗料を使用します。普通の塗料と比べて色の顔料が多く含まれている為色褪せなどが起きにくくできているからです。
クリヤーコーティング
クリヤーコーティングは色を保護するために塗ります。雨を通さない防水効果はありません。屋外はもちろん屋内でも紫外線の影響を受けますので原則塗る事をお勧めします。
モルタル造形は2大テーマパークで使われている特殊技法です。
ご自宅、オフィス、小屋、新築、店舗など何処にでも出来ます。
フレンチシャビーやブルックリン風など実際に海外に居るかのような気分になれちゃいます。
ショールームでも至る所にモルタル造形をしております。
是非、実際にショールームに来ていただき、実際に見てワクワクしてみて下さい。
ご来店の際はネット又は電話予約をしてからご来店お願いします。
ご来店お待ちしております。山一スタッフ一同